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抹茶が映えるお茶の道具 | お茶碗を友人が手作りしてくれました。

こんにちは。恵み茶会を主宰している古川宗洋です。
贈り物を受け取るととても嬉しい気持ちになりますよね。特にそれが手作りのものだと尚更です。

茶道においてはお道具一つ一つが手作りのものである事が多く、歴史的にも茶人と職人さんが協力してお道具を作り上げてきました。しかし誰もが「これをあなたのためだけに作りました」という経験をする事ができる訳ではありません。そんな貴重な経験をする機会がありましたのでシェアしたいと思います。

私に最初にお茶碗を作ってくれたのは、香港出身のバリバリキャリアウーマンです。
中国の景徳鎮にも勉強しに行った彼女。ある日お茶碗をプレセントしてくれました。

中国の景徳鎮とは
江西省東北部にある中国の代表的な陶業の街。歴史は古く、唐代には白磁・青磁、北宋時代には青白磁、元代には染付を開発、日本にも多く輸出。さらに明・清時代には「五彩(ごさい)」と言われる装飾技法で大発展した街です。


ほのかなピンクの色合いが何とも可愛らしいお茶碗。


茶箱に合わせて。卯の花(うのはな)点前で仕組みました。

茶箱とは

茶箱は古い時代にも「茶弁当」と言われて、旅のお供にお茶道具がパッケージ化されていました。旅先でも外でもコンパクトなお茶道具を出してホッと一服。裏千家では幕末から明治にかけて活躍した第11代お家元・玄々斎(げんげんさい)が点前を考案し、現在、雪点前・月点前・花点前・卯の花点前・和敬点前・色紙点前の6つの点前を楽しむ事ができます。


こちらも美しい光沢のお茶碗たち。


お湯を張ると天の川が浮かび上がるよう。


七夕のお菓子に合わせて。


糸車と笹の葉

香港出身でグローバル企業でバリバリ働く彼女は、私とは真逆のタイプ。
そんな彼女ですが、いつも私のお茶を応援してくれていて、とても励まされてきました。
この11月から台湾で新たな道を開く彼女。栄転で本人には喜ばしい事ですが、いなくなると静かになるなあ・・・横浜に家があるので、ときどきは戻ってくるのは分かっているけれど、やはり寂しいものです。

彼女はプロの陶芸家ではないですし、茶陶を趣味としている訳ではありません。
しかし心を込めて作ってくれました。「お茶が頂きやすいかな?大丈夫かな?」と試行錯誤して作ってくれたに違いありません。だからでしょうか。とても手に馴染みます。このお茶碗でお茶をいただく度に、彼女のことを思い、今日も台湾で走り回ってるかな?ガンバレ!と思うことでしょう。

お抹茶とお茶筅を買い求めてから台湾に渡りました。忙しい日常の中でお抹茶を点てるひとときが彼女に安らぎを与えることを願っています。

帰ってきたら、彼女のために一服差し上げたいと思います。

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