令和6年能登半島地震によりお亡くなりなった方のご冥福を心からお祈り申し上げると共に、ご遺族や被災された皆様に慎んでお見舞い申し上げます。
「美濃桃山陶 青山茶会」(青山スパイラル)にてお点前をさせて頂きました。
2024年(令和6年)2月6日〜2月7日
青山スパイラルにて
「美濃桃山陶 青山茶会」が開催されました。
安土桃山時代に花開いた日本独自の陶芸表現であり、空白の時を経て現代に受け継がれる
「美濃桃山陶(みのももやまとう)」
今回は「茶陶」の技術に焦点を当てて
美濃の茶陶を語る上で欠かせない人間国宝の先生方の作品や、現代精鋭作家の作品をお楽しみいただく展覧会でした(文化庁の伝統工芸技術作品展等開催事業)。
美濃の作陶家の先生方のお話を伺うツアー式のギャラリートークの後は
最新の造形作品が展示され自然光溢れるアトリウム&ホールでの特別茶会。
呈茶は裏千家茶道が協力
お声がけいただきました裏千家茶道精鋭の準教授たちが艶やかにお客様をお迎え致しました。
古川宗洋は2月7日にご奉仕、お点前もさせていただきました。
席主は日頃から共に七事式の修練を共に積ませていただいている準教授のお仲間(稲穂会 大植宗穂様)。
お知り合いや弟子も遊びにきてくださり和やかな時間でした。
春の訪れを感じさせる素敵な水指は 阪口浩史先生の作品
お客様は「茶碗ガチャ」という楽しい趣向でお茶碗を選ぶことができます。
本物の「ガチャガチャ」を回して頂き、人間国宝の作品でお召し上がりになった方もおられました。
茶友が見事 茶碗ガチャで引き当てた「人間国宝」故・加藤孝造 先生の瀬戸黒
(ご提供いただいた写真)
この度は設営の関係で
人間国宝をはじめとする作家の先生方のお茶碗を、通常の茶会に比べて長い距離にわたりお運びする事にもなりました。
お茶碗を手にして歩いている時間にも
掌から美濃の茶陶の豊かさが伝わってきたように思います。とても贅沢な事でした。
お菓子は薯蕷饅頭
梅に鶯のふっくらした饅頭を割ると中は鮮やかな桃色。美濃桃山陶にちなみました。
そんなお菓子のご相談も
この度の企画のお打ち合わせの時から楽しいものでした。
花入はギャラリートークご担当の作陶家 安藤工先生の作品
Way of Grace恵み茶会も
本年(令和6年)の
坐忘斎お家元が初釜式にご染筆されました寿扇のご提供などでご奉仕させて頂きました。
ギャラリートークご担当の作陶家 加藤三英先生と。先生の黄瀬戸の作品を囲んで。
茶の湯の立派をこえて仲良くさせて頂いている方やお弟子さんもお出まし下さり、楽しい一日でした。
また、呈茶を共にした準教授仲間の皆さまや、お客様の誘導をご担当なさった日本茶アンバサダー協会の皆さまから学ばせていただく事も多く、恵みを感じた一日でございました。有難うございました。
主催をして下さいました株式会社クオリアート様はじめご関係者の皆様にも感謝申し上げます。おかげさまでとても楽しい時を過ごすことができました。
改めまして
お寒いなかご来場下さいましたお客様に心より御礼申し上げます。
またお目にかかれます事を楽しみにしつつ、
Way of Grace 恵み茶会 主宰
裏千家茶道 準教授
古川宗洋 拝
Way of Grace 恵み茶会では、現在
入門者の受付をしております。
(裏千家準教授 古川宗洋クラス)
茶の湯に親しむ暮らしをしてみたい
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お越しになっているお弟子さんは20代から70代まで幅広く、0からの状態で始めたばかりの方もいれば、経験を積んでからお越しになられた方もおられます。
真剣でありながらも笑顔が絶えないお稽古場。時にほっこり。時にスパルタ。
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