*内容を更新しています(令和3年5月10日)。
東京中野千秋庵では東京都及び裏千家のガイドラインに従った感染防止対策を徹底し、令和2年7月からお稽古を再開致しました。
- 3密(密集・密接・密閉)の回避の徹底
- 感染防止の基本の徹底〜石鹸による手洗いの励行・アルコールの手指消毒、マスクの着用など
- 講師・生徒さま共に体調管理の徹底。
- お稽古に参加の際にはご家族ともよく相談して決定すること。
を基本軸として、
生徒さまへの事前の周知、お稽古場での徹底を実行しております。
こちらの記事では感染症防止対策の具体的な取り組みを一部ご紹介させて頂きます。
今後も、ご参加される生徒さまとご家族のご健康と安全を第一に考えてまいりたいと思います。
Way of Grace 恵み茶会では、生徒さまや茶道にご興味のある方々からのご要望もあり、
- 令和6月から社中向けのオンラインお稽古(プライベートレッスン)、
- 令和3年1月から社中向けのオンライン講習会、
- 令和2年11月から一般・初心者向けの茶道オンラインツアー
も実施しております。
工夫しながらできることをやってまいります。
この記事の目次
3密(密集・密接・密閉)の回避
- お稽古は事前予約制で1回につき2名まで。
- 次のお稽古との間隔を最低30分あけます。
- 窓・襖・障子の開放。
- お稽古場内では講師含めそれぞれが最低1m以上の感覚を開けて座ります。
- 寄付でのお支度の際も生徒さまに工夫をお願いしております。
- お手洗い・洗面所・廊下の窓も開け放し、換気をしております。
「八畳+水屋」の約十二畳のスペースに講師含めて3名まで。広い窓を開け放し、障子・襖も開放しております。廊下・洗面所・お手洗いの窓も開放しております。
感染防止対策の基本を徹底
- 講師およびお稽古に参加される方の当日朝の体温測定。
- 風邪症状(熱・咳など)がある、だるさ息苦しさがある方、同居の方、身近な方、職場で感染が疑われる方がいる場合、その他体調不良のある方についてはお稽古への参加見合わせをお願いしております。講師も同じ対応を取らせていただきます。
- 手指のアルコール消毒のお願い→到着時、トイレから出た時、お水屋での準備、お点前の前など、こまめなアルコール消毒をお願いしております。
- 玄関前に、手指アルコール消毒液、非接触型の体温計の設置。
- 洗面所での石鹸による手洗い、手指アルコール消毒の励行。
- その他、玄関、トイレ内、トイレ前、水屋、お稽古場内にもアルコール消毒液を設置しており、洗面所と玄関前のアルコール消毒液はオートディスペンサーとなっております。
- 建物内に入る前の手指消毒に加えて、お稽古場に入る前の今一度の手指消毒もお願いしております。
- 洗面所・お手洗い・水屋にはペーパータオルを置き、タオル類やふきんを使いません。
- マスクの着用。
- お稽古場に入る時には、千秋庵にお越しになるまでに着けていたマスクとは別の新しいマスクあるいは洗ったマスクの着用をお願いしています。*お忘れになった方には予備の個包装マスクもご用意しております。
- 講師は飛沫防止のためフェイスシールドも着用しております。
- お稽古とお稽古の間(最低30分の時間を空けています)に、お稽古場とお手洗い、洗面所などを換気・消毒しています。
玄関前には手指アルコール消毒用のオートディスペンサー、非接触型の体温計などを設置しています。
寄付にはお稽古場に入るための予備の個包装マスクも置いてあります(なるべくご持参ください)。建物内にはアルコール消毒液を各所に置いてあります。
東京都の感染防止徹底宣言ステッカーも取得しております。
お稽古内容
- 感染症予防を図ることができる課目のみにしております。
- お茶をいただく場合はご自服(自分で点てたあるいは練ったお茶をご自分でいただく)のみ。
- お茶をいただかない空点前も実施してまいります。
- お道具類はお一人ごとに変えます。1人の方が使うお道具を続けて他の方は使うことはありません。茶巾たらいから柄杓、茶碗、茶筅、茶巾はもちろん薄器、茶入、茶杓、蓋置、建水まで交換、消毒しています。
- 茶巾は使い捨て茶巾か、ご持参の茶巾となります。
- ご希望の方はマイ茶碗・マイ茶筅を持参して頂きます。
- お菓子は個包装のものをご用意致します。お点前の前に水屋でいただくかお持ち帰り頂きます。
- 講師の傍にも手指アルコール消毒液を置いて、常に消毒できるようにしています。
- お茶をいただくとき、お菓子を召し上がる時も、マスクは直前まで着用をお願いしております。外して畳におく時には懐紙や持参した清潔な敷物を敷くなどご配慮をお願い致します。
現在 Way of Grace 恵み茶会では、感染症防止対策を徹底するため、生徒さまにお点前いただくお道具は洗浄・消毒できるものを使用しております。
残念ながら、例えば螺鈿の入った棗などをお使いいただくことは難しくなっております。
しかしお道具の取り合わせは茶道においてとても大切なお勉強になります。
そこでお稽古の最初に必ず取り合わせにふさわしいお道具を拝見していただいております。
ブログやSNSで掲載している写真はそのお勉強で生徒さまにもご覧いただいているものになります。
お水屋にて
- お水屋スペースに入るのはご自分のお点前準備と後片付けをする1名のみ。
- 今まで以上に水屋棚はすっきりと。そのお稽古の時間枠で使う最小限のお道具しか出していません。
- ふきんはやめて、すべてペーパータオルで拭いて頂いています。
- 水瓶をやめて、1人一つの茶巾たらい、柄杓を使っていただきます。その後、交換・消毒をしています。
- 茶巾は新しいものか「使い切り茶巾」をご使用いただきます。
- アルコールによる手指消毒をしてからお道具にふれていただきます。
- 準備をしたら、今一度アルコールによる手指消毒をして、その後は手でご自分の顔(目・口・鼻)や髪にふれないようにして頂いています。
- お点前が終わったら、茶碗、茶筅、茶巾、柄杓の合、茶巾たらい→飛沫を飛ばさないよう洗い、最後に熱湯をかけて頂いています。
- 薄器、茶入、仕覆の紐の部分、茶杓、柄杓の柄、蓋置→ペーパータオルにアルコール消毒液を吹きかけて拭く頂いています。
- それら使い終わったお道具は、全部白いトレーにのせていただき、お稽古の終了ごとに講師がさらに洗浄・消毒しています。
- 水次、水指の蓋、釜の蓋は手を触れたところをペーパータオルにアルコール消毒液を吹きかけて拭く頂いています。
- 最後に水屋まわりをアルコール消毒液を吹きかけてペーパータオルで拭いていただきます。
アルコール消毒液を直接 お道具や床に吹き付けないようにお願い致します。
(ペーパータオルに吹きかけてからお道具や床を清めて下さい。分量は1プッシュほどで大丈夫です。)
接触感染を防ぐため、水屋棚には今まで以上に余分な物は置かず、生徒さまの人数分のみ(1回2名まで)のお道具しか置いていません。
*茶杓はお勉強のために歴代のお家元茶杓から一本を選んで頂いております。
一人の方が使ったお道具を続けて他の方が使うことはありません。ふきんではなく、ペーパータオルを使用し、お稽古毎に交換しています。
お水屋に入りましたらまず注意事項をお読みください。
その他、Way of Grace恵み茶会の取り組み
- 温度調節や帰宅後の洗濯・消毒を考慮し、お洋服でお越しになることをおすすめしております。
- 換気をした状態での室内の温度状況を考慮し、エアコンを容量の大きいものに替えました。
- 手洗い内にタオルペーパーホルダーを設置致しました。
- オートディスペンサーを設置致しました。
- 水屋に非接触型の自動で開閉する蓋付のゴミ箱を設置致しました。
- 空気清浄機を道入しています。
生徒さまへのお願い | 服装について
- 温度調節や帰宅後の洗濯・消毒を考慮し、お洋服でお越しになることをおすすめ致します(白い靴下をご持参ください)。
- 茶事や茶会において、外では着物の上に道行を着るようにし、道中のチリを茶席で落とさない、という配慮はコロナ前もコロナ後も変わりません。
洋服の時にも、スカートやズボンの上にお稽古着を巻くなどして、道中のチリを落とさないようにご配慮をお願い致します。
*玄関前に置いてある衣類用除菌スプレーもご自由にお使い下さい。 - 女性は膝下ストッキングの持参など素肌が直接畳に触れることのないようにお願い致します。
- お稽古場に入る前に新しいマスクへの交換をお願い致します。
- アクセサリーを外すことをお忘れなく。
生徒さまにご無理していただかないための配慮
- コロナ収束までの特例として、お月謝のお納め方法として、ご希望の方にはお振込も利用して頂いております。
都内の感染状況に従い、柔軟に対処してまいります
都内の最新の感染状況などを踏まえて、お稽古日が近づいた時点で、必要のある場合には生徒さまに再度ご参加の意思を確認させて頂いております。また状況によっては躊躇なくお稽古を中止・延期していきます。
お越しになる際の電車など、生徒さまが少しでも不安に思う事があれば、心のご負担なくお休みを申し出いただくようにしております。
そしてお稽古を希望される方につきましては、安心してお越しいただけますように、上記の感染防止対策の準備をしっかりと整えた上で対応させていただいております。
お茶は健康あってこそ。そしてやはりご家族の理解も大切かと思います。
今後も最新の知見や皆様のご意見などを踏まえ、ベストな状態に改善していき、
生徒さま・講師共に少しでも清々しい気持ちで茶の湯修行を続けさせていただけたらと思います。
先の見えない状況が続きますが、できることをコツコツと、工夫をしながらやっていきたいですね。