5月4日の横浜「港の見える丘公園」
大佛次郎記念館での初陣茶会を終えてから、社中一同ますますお稽古に励んでおります。
令和6年5月のお稽古の様子
5月とは思えない暑さの日もあり、早々に義山(ギヤマン)の水指を出す日もありました。
課目は
- 基本の運びの薄茶点前 に始まり、
- 濃茶
- 続き薄茶
- 長緒(小習事)
など、それぞれの習熟度に合わせて学んでいきました。
長緒は杉棚で。
仕覆は「袋釘」に掛けます。
立礼も致しました。
東京中野千秋庵 古川宗洋クラスでは御園棚のお稽古も積極的にしております。
旅のお土産を茶席に
カラフルなお菓子はトルコ土産の「ロクム」。日本の柚餅子のような食感です。
華やかな器も彼の地から。
無事のお帰りを祝し、床にもトルコ土産の香合を。こちらは父がヨーロッパに駐在していた折 出張先で求めたもの。見立てです。
5月のお菓子
今月も茶の湯菓子の「吉祥寺 亀屋萬年堂」さまより季節のお菓子をお届け頂きました。一部をご紹介いたします。
主菓子 「岩根つつじ」
主菓子 「落とし文」
主菓子 「広沢」 観月の名所として名高い広沢池。
お菓子が届いた令和6年5月23日も満月でした。
主菓子は縁高にて。
風炉ですので露の打ち方などもお稽古致します。
干菓子 「青楓」(州浜製)「撫子」(寒氷)
お菓子と季節の相乗効果とでも言いましょうか。
お菓子から季節を感じ、また季節の移り変わりから今週のお茶のお菓子は何かしらと想像する事もできます。
東京中野千秋庵にお見えになるお弟子さんたちには、そんな楽しみがあるのではないでしょうか。
5月の茶花いろいろ
降幡先生のお弟子さんが小淵沢から熊谷草(クマガイソウ)をお持ち下さいました。
*ご自身でお育てになっておられます。
山野にスッと佇む熊谷草は神々しいばかりです。その命を頂いて花入に。
また、5月も庭には様々な花が咲きました。
梅の実も今年はもう大きくなっています。
さて今年は5月でもう真夏日、天候不順も続いております。
皆様におかれましては、どうかお大切にお過ごしください。
Way of Grace 恵み茶会では、現在
入門者の受付をしております。
(裏千家準教授 古川宗洋クラス)
茶の湯に親しむ暮らしをしてみたい
そんな方に ご見学・ご体験の機会 もご用意しております。
お越しになっているお弟子さんは20代から70代まで幅広く、0からの状態で始めたばかりの方もいれば、経験を積んでからお越しになられた方もおられます。
真剣でありながらも笑顔が絶えないお稽古場。時にほっこり。時にスパルタ。
映画「日日是好日」のようであったり、スポ魂ドラマのようであったり…
裏千家茶道の本格的なお稽古場でありながら、親しみやすい雰囲気のお教室で日本の伝統文化をご一緒に学んでみませんか。
- 自然や時の移ろいを感じる時間がほしい。
- 忙しい日常の中で心落ち着ける時間をもちたい。
- 茶の湯のある暮らしに憧れる。
- 落ち着いて茶道を学んでみたい。
- しばらく茶道から遠ざかっていたけれど、また始めてみたい。
- 日本の伝統文化に興味がある。
そんな方を大歓迎いたします。